よくある質問
FAQ(よくある質問)
Q.相続では、どれくらいもらえるのが相場なのでしょうか?
相続での遺産分割、遺留分、特別受益、寄与分など、相続人が権利主張をできる場面では、どれくらいの金額をもらえるのが相場なのかを気にする人が多いです。
相場を気にするのは、相続のシーンに限られません。どのような請求にも当てはまります。
ただ、相続の場合には、民法で決められた法定相続分があります。
たとえば、妻、子2人という相続人の場合、妻が2分の1、子がそれぞれ4分の1という取り分です。
遺産に対して、この法定相続分どおり、しっかり取得できないと不満に感じる方がいます。
このような方が相続人の中にいる場合、現金や預貯金なら良いですが、不動産のように現在評価が割れる遺産を分ける場合には大変です。
このような場合、その評価の幅の中で、どの程度の妥協ができるかを探っていくことになります。
相場を考えるよりは、法定相続分からスタートして、評価の幅の中で判断をしていくのが望ましいでしょう。